世界情勢!--No.104

April 8, 2006

Table of Contents

医療用モルモット/2006年と終わりの時のチェス盤

GN 1171 FD/MM/FM

マリア FD/MM/FM 3593 3/06

医療用モルモット

愛するファミリーへ、

  1.愛しています。そして、私たちと共に主に仕えるという決断をし、主と他の人たちに人生を捧げている皆さんを心から感謝しています。あなたたちのような人は世界中にほんのわずかしかいません。あなたたちは主にとっても、私やピーターにとっても、ファミリーにとっても、とても貴いです。あなたを愛しています。そして一人一人が必要です!

  2.だからこそ、私は、最近、何人かの人たちの命が奪われるかもしれない行動について受け取ったレポートについて心配していました。私たちは一人も失うわけにはいきません。あなたたちの誰一人として、決して失いたくありません!

  3.北アメリカのあるRSが私たちにEメールを送ってくれ、それがきっかけでこのレターを出すことになりました。これは、関係者に害を及ぼしたり、体が不自由になったり、さらには死に至る可能性さえあるからです。

  4.あるファミリー・メンバーと話していて知ったことを伝えたいと思いました。彼は、メキシコからアメリカに資金調達に来ていたあるSGAに会ったそうです。けれども、その資金調達の方法というのが、短期間の間(あるケースでは10日間)、医薬や新しい治療法をテストする医療センターに申し込んで、志願者は4千ドルから5千ドルもらえるというのです。私が知っている限りでは、その医療センターに申し込んで健康診断を受け、それに通るなら実験台になるようです。これを聞いた時、かなり恐ろしくなりました。このファミリー・メンバーがさらに説明してくれたのですが、メキシコから来た他の人たちも同じ事をやったそうで、一度、はるばるインドからこれをしに来た人もいるのだそうです。

  5.ほんの数日の「仕事」ですぐに4千ドルできるというのがどんなに魅力的かはわかります。でも、その人は恐ろしいリスクを冒していると思います! その人が言っていたことからすると、実験台になっている間はモルモット同然だそうです。

  6.このファミリー・メンバーがそのSGAに尋ねると、彼は、ホームと話し合い、「あなたの信仰によって」タイプの承認をもらって許可されたということです。うわあ、私なら、たとえそれがどんなに慈善的な行為に見えたとしても、あるいはその処置がどんなに「無害」に見えたとしても、たったそれだけで、アメリカの医療専門家から実験台にされることに納得したりしません。これはかなり危険です。そして、「大金」や素早くお金を作れることが、その本当の理由のようです。

  7.(ママ:)このEメールをくれたRSは、ファミリーのメンバーが医療用モルモットとして雇われていることをかなり懸念しています。私たちも懸念しており、特に最近イギリスで行われた臨床医薬試験がもたらした恐ろしい結果を聞いて、なおさら心配しています。このニュースは、ファミリー・メンバーがアメリカでそのような試験に参加していることを聞いた直後に報じられました。それで、私はWSのあるメンバーに、その記事をまとめてほしいとお願いしたのです。

医薬品試験が悪夢に

(イギリスの報道機関とインターネット・ニュースの記事の編集)

  捜査当局は、6人もの健康だった若者を集中治療室へと送り込んだ臨床試験について、捜査を開始した。ロンドン北部にあるノースウィックパーク病院に入院した6人の内2人が、存命の危ぶまれる「危篤状態」にあり、他の4人も「安定はしているが重篤」の状態である。その内の1人の友人女性は、生存には「奇跡が必要」であると告げられた。

  その6人は、関節炎のための新たな治療薬を投与された後、多臓器不全に陥り、直ちに集中治療室へと運び込まれた。

  ミファンウィ・マーシャルさんは、28歳の好青年だった恋人が見る影もなく醜い姿になってしまった事にショックを隠せない。

  マーシャルさん(35)は、午前3時頃、病院から電話があり、すぐに病院に来るように言われて駆けつけたと言う。

  彼女は言う。「病室に入ると、気を失うかと思ったほどでした。彼は色黒で、格好の良い人でした。筋肉質でたくましかった28歳の男性が、見ると心肺停止した45歳くらいの人に見えました。」

  「鼻と口にチューブが差し込まれ、首には穴が空けられていました。手と脚の付け根にもチューブが差し込まれていました。」

  彼女によると、恋人は「ものすごく膨れあがってエレファント・マンのよう」に見え、腫れ上がった頭部は「気味の悪い紫と黄色」になっていたそうだ。エレファント・マンとは、イギリスの歴史上の人物で、頭囲が膨れ上がって、腰回りよりも大きくなってしまった人である。

  「医師たちは彼の命は風前の灯火であると言っていました。『彼の免疫系が抑制不能になった。奇跡が必要だ。』これが彼らの言葉です。」

  マーシャルさんは、彼女の恋人は何かの支払に当てるため、有給であるこの医薬品試験の実験台となることを衝動的に決めたと言う。彼は以前にも実験台になったことはあるが、その時は何も起きなかったとも。

  また、「医者たちには治療法がありません。この薬を人体に試したことはまだ一度もないので、どう対処したものか全くわからないのです。その薬は、人の臓器を全く使い物にならなくしてしまいました」と言った。

  もう1人の患者は、ロンドン北部のハイベリー配管工見習いのライアン・フラナガンさん(21)。彼の親族は、彼は補助器がなければ呼吸ができない状態にあると告げられた。彼の頭頸部は通常よりも3倍に膨れあがっている。

  家族づきあいのあるサラ・ブラウンさん(27)は、サン紙に対しこう言った。「ライアンは健康な若者でした。彼はインターネットでこの試験の広告を見ました。カレッジに行っていたので、余分のお金を作るために応募したのです。彼は、これで2‚000ポンド(約40万円)もらえると言っていました。何も問題ないだろうと思っていたようです。」

  偽薬を投与された2人の内の1人、レイスト・カーンさんは無事でした。彼は、被験者たちが「[試験が始まって数分後から]ドミノ倒しのように倒れていきました。最初、彼らは熱いと言って服をむしり取り始めました。それから、頭が破裂しそうだと叫び声を上げる人もいました。その後、彼らは吐き、もだえ苦しみ、意識を失いました。」

  実験台を募集していたのはアメリカに本拠を置くパレクセル社で、今回は36床のノースウィック・パーク病院内で実験をしていた。パレクセル社のウェブサイトでは、実験台となる人に様々な報酬が提示されていた。「綿密な健康診断が受けられます。無料! 時間を取り、不便をかける事に対して代価が支払われます。」

  「滞在期間中の食費は無料です。また、買い物や家事は一切いりません! 読書や勉学をしたり、ただ娯楽をする自由時間がたっぷりあります。デジタルテレビやビリヤードやテレビゲーム、DVDプレーヤーもありますし、インターネット・アクセスもし放題です。このチャンスに寝だめもできます!」

  この薬を開発していたドイツの会社の技師長であるトーマス・ハンケさんは、会社はこの「ショッキングな結果」に「打ちのめされている」と言っている。この新薬の開発では、これまで安全上の問題は何もなかったそうだ。

  この臨床試験を行っている会社の免責(補償の免責)を担当するエバーシェッド法律事務所のジャネット・ノールズ弁護士は、薬を実際に人に投与するまでにかなりの試験が行われていると言う。 「しかし、人体の起こす反応が実験動物のそれと同じになるという絶対的な保証はありません。」

  ボランティアたちに提示された同意書にはこのようなくだりがある。「この実験に参加することが直接の原因となって、私の健康又は福祉に顕著な障害が起きたいかなる場合にも、会社は私に補償をする。」

 しかし、事前の試験や手続きがどんなに万全であろうと、またボランティアたちにその危険性がどんなによく説明されたとしても、非常に危険な作用の可能性は打ち消せない。

  初めて人に試される薬であっても、ボランティアは長期的なひどい障害があることを信じていない、ただそういうことなのだ。

  8.(ママ:)ファミリーの皆さん、おわかりのように、このような臨床医薬品テストの危険性はとても現実的で、その結果は死に至ることがあります! このようなテストに参加することで、あなたは健康や命を奪われるかもしれず、それはどんな大金にも値しません。このテストで体が不自由になった青年に、どれだけのお金をもらったらもう一度テストされる気があるかと尋ねるなら、きっと、どんな額でもそんなことは決してやる気にならないと思います。

  9.このような医薬テストはギャンブルのようなもので、この場合は自分の健康と命を賭けていることになります。製薬会社や医療テスト会社は、絶対に安全で何も心配することはないと言うかもしれませんが、おわかりのように、必ずしもそうとは限りません。上で述べた医薬テストから害を受けずに生き残った一人の人は、これを「ロシアン・ルーレット」と呼びました。彼が被害を受けずにすんだのは、ただ、偽薬のクジを引いたからに過ぎないからです。さもなければ、彼も重症になっていたかもしれません。

  10.このようなテストを行っている会社は、あなたに危険性のことを強調したりしません。ただ、簡単にお金が入るとか、自由時間がある、食事を無料で提供するなどといった益を強調するだけです。危険性を強調したならば、志願者は今よりもはるかに減るでしょう! 事実、私もスタッフの何人かに頼んだのですが、医療テストの危険性についてウェブ上で明確かつはっきりした警告を探すなら、見つけるのにかなり時間がかかるでしょう! 最終的に、UCLAの医療サイトで、以下のような率直な警告を見つけました。

臨床治験にリスクや副作用はあるのか?

  あります。臨床での治療実験では、その治療法の種類や患者の状態によって、副作用を起こしたり、その他の健康上の障害を起こす危険性があります。副作用は患者によって様々です。患者によっては、永久的な重度の副作用、あるいは命に関わる障害を起こすこともあります。また、ある種の副作用は、実験終了後かなりの期間をおいてから判明するものもあります。

  臨床治験は新しい治療法の研究であるがために、それに関わるリスクや副作用は、事前にできる限り把握しようとする試みはなされているものの、必ずしもそうなっているわけではありません。患者は試験に参加するかどうかを決める前に、必ず、リスクの可能性と恩恵の両方を良く理解しておくべきでしょう。

  11.(ママ:)以下の記事で言われているように、製薬会社は、他の被験者が同じようなテストによって被害を受けても、過去の被害について知らせる義務さえありません。

研究所や製薬会社は、実験薬は非常に有望であると喧伝するかもしれないが、その主張を裏付けるための初期データを公開することは義務づけられていない。そういった情報は知的所有物として秘密にすることができる。その他、その薬による人や動物への被害の経歴も秘匿されることがある。しかし、政府当局には報告が義務づけられている。- ベルナデット・タンジー、サンフランシスコ・クロニクル

  12.(ママ:)中には、「これらの哀れな人たちと私たちとは違う。私たちは主の子供たちで、主はご自身の者たちを保護し、守られる。私たちは主の保護の約束を要求できるのだから、こういうことをあまり心配する必要はない」と考えそうになる人もいるかもしれません。それについてはもう少し後で話しますが、まず、もう一つの記事を読んで下さい。これは2年前の記事ですが、今でもこの主題によく当てはまります。

ある大学生に起きた新薬試験の悲劇

アラン・ザレンボとベネディクト・ケアリー、ロサンゼルス・タイムズ

  インディアナポリス- 故郷を離れ、当地にある小さなペンテコスト派の聖書学校に来ることが神のご計画であると信じたトレーシー・ジョンソンさんは、毎日、主に授業料を供給して下さいと祈っていた。

  ある時、耳寄りな話しを聞いた。インディアナ聖書大学から数マイルしか離れていない所に本拠を置く製薬大手のイーライリリー社が、薬品実験の被験者となる健康な人を募集していたのだ。19歳の1年生だった彼女は、この実験こそ、大学に留まるための希望の柱であると友人に告げたのである。

  この聖書学校の学生たちの間ではこの試験は何も新しいことではない。健康な人という資格には事欠かない彼らはこれをよく利用し、数週間の実験で何百ドル、時には何千ドルももらっていたのである。

  この実験に参加させてもらえるなら、デュロキセチンと呼ばれる薬を49日間摂取することで、ジョンソンさんは一日あたり150ドルをもらえることになる。これは、既に何千人もの人たちに実験済みであり、食品医薬品局の認可寸前まできている抗うつ剤である。

  新学期が始まる少し前にリリー社から電話があり、彼女の祈りは答えられたのだった。

  その1ヶ月後、彼女は亡くなる。

  トレーシーさんは知らなかったのだが、デュロキセチンを1年間与えられたうつ患者およそ1,000人についてのこれまでの研究で、7人が自殺を試み、その他にも7人がそれを深刻に考えたという報告がある。

  トレーシーさんがいたグループでは、ほぼ全員がその薬に対し何らかの異様な反応を示した。不眠に陥った人や寝床から出られなくなった人たちがいた。つまらないことで絶えず口論が起きた。ある女性に至っては、自分の夫を家の車でひき殺すという強迫的な思いに身の毛がよだったと言っている。

  実験が始まって2週間後、ジョンソンさんは学校を辞めた。実験を止める事はできたのに、授業をさぼり、祖父の葬式にも顔を出さなかった。

  それでも社交はあった。クリスチャンの若い男性の存在だ。日記で神に向かって、「あなたへの彼の愛を、私は愛します。神様、どうかこの関係がうまくいきますように」と書いている。

  しかし、その1週間後、うら若きこの女性は、色あざやかなスカーフを腰と首に巻き、それからシャワー台にくくって自殺した。

  13.(ママ:)私は医薬実験のぞっとするような恐ろしい側面に焦点を合わせていますが、これは意図があってのことです。ファミリーの皆さん、私はあなたたちに、あなたの行為からどんな結果が生じうるかを思い起こさせ、クリスチャンだからといって、こうした害を絶対に受けないわけではないという点を強調したいのです。このかわいそうな若い女性は、これほど主を愛し、主に仕えたいと望んでいましたが、危険から免れませんでした。あなたも同じです。

  14.そうです、主の保護の約束は要求できますが、 主の御心でないことを行っているのにその保護を危害しているなら、あなたはかなり危なっかしい立場にあります。あなたは本当にそのような行動によって主を試みたいのですか? イエスでさえ、宮の屋根から飛び降りるように悪魔からそそのかされた時に、父である神を試みるようなことはしませんでした。結局、敵は、「神はあなたのために御使たちにお命じになると、あなたの足が石に打ちつけられないように、彼らはあなたを手でささえるであろう」(マタイ4:5-6)と言ったのです。主ご自身がこのような状況で敢えて父なる神の保護を試そうとしなかったのなら、あなたはそれを試すべきなのでしょうか?

  15.この医薬実験について、私はダッドにコメントを求め、ファミリー・メンバーがこのようなことをするのは安全だとダッドが思っているのか、また、そうやってお金を稼ぐ価値はあるのかどうかを聞いてみました。

  16.(ダッド:)ファミリーよ、率直に言って、そんな価値はない! あなたは健康、命、愛する家族の幸せ、魂の救い、地上におけるあなたの任務をすべて、ほんのわずかなお金のために危険にさらしている! 地上にいる間、あなたは永遠に向けて影響を与えている。人々にイエスのことを告げ、魂や弟子を獲得し、主の薫陶と訓戒の内に子供を育て、出会うすべての人に主の愛を分け合っているのだ。それにどんな値札をつけるのかね? これは値をつけることなどできない。あなたに値をつけることなどできないからだ! どうして体制からこんな雇われ方ができるんだ?

  17.数千ドル作れることはわかる。だが、だから何なんだ? ファミリーよ、あなたの信仰はどこにあるんだ? 医療制度に身を売る以外の何かの方法で主が供給されると信頼できないのか? あなたがしているのはそれだ。利益を得るために、数日、数ヶ月の間、神を敬わない体制に体を売っているのだ。さて、言っておくが、私たちの体はのものであり、体制のものではない。どんなお金でも売ることなどできない!

  18.どうして供給を主に信頼できないのか? 奇跡に対するあなたの信仰はどこにあるんだ? 祈りによる必死さや、鍵を要求する態度や、霊の武器の使用、答を主に求める態度、供給を主に求める態度はどうなったんだ? どうして、主を何とかすべき立場に置いて、御言葉を果たすよう主に挑まないんだ? 長年の間御言葉を読んできたというのに、あなたはそんなにあっさりと欠乏に、いや欲望に動かされ、主に信頼するよりも危険な体制の陰謀に頼ってあぶく銭を稼ごうとするのか?

  19.ファミリーがそのようなことをしているとママが聞いた直後に、医薬テストによって何人かの青年が入院したというのは、何かの偶然ではないぞ。主には「偶然」などなく、この出来事は強烈な警告なのだ! あなた自身がこのようなことをしようと考えているなら、かなりじっくり考えた方がいい。いや、かなりじっくり祈った方がいい!

  20.また、あなたの体はあなたの内に宿っている聖霊の宮であり、あなたはあなた自身のものではないことを、よく覚えていた方がいい(1コリ6:19)。あなたは生ける神の宮であり、医薬テストに参加して、あなたの体にどんな影響を与えるとも知れない何かの未知の化学薬品に体をさらすと決める時、あなたはそれをにしているのだ! あなたは主の御手のわざ、主の働き人、主の宮を滅ぼすことにもなりかねない!

  21.試され、テストされた薬品でさえ危険で、ありとあらゆる副作用をもたらしうる。それならば、これらの試薬は、どれだけあなたの体や精神を、ことによると何年にも渡って滅茶苦茶にしうるのだろう! その影響はすぐに現れないかもしれない。テストのずっと後までずっと。さらに言えば、あなたが将来産む子供にその薬品の影響が及んだらどんなるのか? あなたは子供の健康や命まで危険にさらしたいのか?

  22.医者は人間の体や、これらの薬がどんな影響を及ぼすのか、あるいは及ぼさないのかを、たいして良く知らない。だから、彼らは人間モルモットでその薬を試し、どんな影響が出るのかを見るんだ。テストで予想していた効果がないか、悪い副作用が出たなら、それらの医者や科学者たちはおそらくそれをすまなく思うだろうが、結局は彼らの知ったことではない。だが、あなたにとっては人ごとではすまされない。また、体のどの部分が犠牲になるかは、一体誰が知ろうか! どうしてそんな危険を冒すんだ?

  23.また、あなたは主の子供であるゆえに、敵があなたをやっつけようとしていることも覚えていなさい。これらのテストに入り込んで、あなたに苦痛や害をもたせる方法があれば、敵はそうするだろう。そして、あなたは敵の縄張り、敵の陣地にいて、あなたの健康は、神の人ではなく、科学の人によって支配されているのだ。あなたは敵とその勢力の攻撃に対して無防備になっており、あるいは、たとえテストしている薬品では問題がなくても、あなたの体を不自由にしうる何かの病気や事故に対して無防備になっている。感染した注射針から何かが移ったらどうなのか? さらに、医薬試験を受けている誰か、あるいは医者や看護師や医療用機器から病気が移ったらどうするんだ?

  24.医薬試験はどこから見ても、全く価値がない! どうして自分の命や健康、主へのミニストリーを賭けてまでロシアン・ルーレットをするんだ? 無傷で出てくるかもしれないが、そうでないかもしれない。どうして危険を冒すんだ? わずかばかりのあぶく銭を得ようとして体制に頼るという一見簡単なルートには、あなたの一生という代価がかかるかもしれず、もしかしたらあなたが生きていて、健康だったら他の人たちに与えられたかもしれない助けや愛、救いが犠牲になるかもしれない。それに、私は医薬試験を受けて余分の金を得ることだけを言っているのではない。あぶく銭を得ようとしてやろうとする誘惑に駆られる一切の危険な行為、あなたの肉体的・霊的な人生を危険にさらす一切の行為、「キリストの大義」を傷つける一切の行為、一切の危険な行為について言っているのだ! そんな価値は全くない!

  25.主の前に立って、「ああしてさえいたなら」と言う者になってはいけない。主から「良くやった、忠実なしもべよ。主人と一緒に喜んでくれ」と言われて、満足感を抱いて主の前に立つことができる者になりなさい。私はあなたがそうやって立つのを見るのを楽しみにしている! 愛しているよ!(以上、メッセージ)

  26.(ママ:)ファミリーの皆さん、どうかダッドのカウンセルを真剣に受け止めて下さい。ダッドはあなたを愛しています。私も、ピーターもです。主はあなたを愛しています。そして、主は、あなたが健康で元気でいて、主のために他の人たちに求愛し、彼らを勝ち取っているのを見たいのです。ファミリーにいるあなたの仲間たちもあなたを愛し、あなたを必要としています。失われた人たちもです。どうか、医療用モルモットになって数ドルを得るために、健康、幸せ、人生を危険にさらさないで下さい。他のいかなる未知の試みもそうです。あなたは計り知れない価値があります。そして、私たちはあなたを失うことなどできません!

2006年と終わりの時のチェス盤

  27.次のメッセージで、私は、主が最近、終わりの時の出来事や備えることの必要性を中心とした警告の夢の結果として与えられた情報を、幾つか分け合いたいと思います。夢では、それがどこで起こるのかや、正確にいつ起こるのかが明確ではありませんでしたが、何人かの人に主から聞いてもらった所、主は毎回、この警告を裏付けられ、今年、終わりの時の出来事で重要な意味を持つ大きな事が起こると言われました。(幾つかの預言では、これらの出来事は2006年の8月の前に起こる可能性があると示していました。) それについて皆さんに知らせるべきかどうかを主に尋ねると、主は、知らせるべきだと言われました。これは、何が起こっても準備ができているよう、霊の内で熱心に備え続けるべきことを思い起こさせるのに良いものとなると。

  28.何も起こらないかもしれないから霊の内で備えている価値などないと思いそうになるかもしれません。でも、私たちは、霊の世界の複雑さや、どうして主が、結局は時期を遅らしたり、私たちが元々思っていたのとは違う方法で起こるかもしれない事柄を警告されるのかを、必ずしも理解しているわけではありませんが、いつだって、主は理由があってこれらの神秘を明かしておられるのだと信頼することができます。

  29.私たちの夫、主は、私たちがたとえ一体何のために備えているのかが正確にわからなくても、できる限りの方法で備えるよう望んでおられます。また、多くのことは選択という天秤、つまり最後の日々に対して私たちがどれだけ準備ができているか、世界情勢、世界的指導者の選択などにかかっていることを覚えておくのは良いことです。時に、主が警告しておられる出来事は舞台裏で起こっていて、私たちには見えなくても、それでも、展開されている終わりの時の出来事の一つだということもあります。また、自然災害や、不況、戦争、私たちの仕事全体に影響する大きな出来事など、しるしがもっと明らかな場合もあります。

  30.主は、将来起こるこれらの出来事についてこう言われました。「将来の出来事はアメリカの国土に起こる可能性が大きい。多くが、悪魔や様々な世界指導者、さらにはアメリカ国民全体の選択にかかっているが、その国はその行いゆえに、さばきを受けるにふさわしい。アメリカの不義の杯はほとんど満たされており、わがさばきの時は間近だ。

  31.だが、その影響は他の国々にも及ぶかもしれない。世界の国々は多くの面でつながっており、一つに深刻な影響を与えることは、ある程度他の多くにも影響することがよくある。国々を互いに結びつけている結び目は数多く、一つの結び目を急に引っ張ると、網目のはるか遠くに影響が及ぶことがよくある。わたしは、花嫁たちが、これは他の人のためだ、別の国やエリアのホームのためだとか、ファミリー全体に影響を及ぼすことはないだろうと感じて、この警告を無視することのないよう望む。わたしが一人に語ることは、すべての者に語っている。準備しなさい。備えなさい。」

  32.(ママ:)私たちは何に備えるべきなのでしょう? 主はこう言われました。「これらの時は、契約の確認をお膳立てする。これらは、アンチキリストの台頭の道を開く。だが、悪魔がチェス盤のこの駒を動かす準備ができているかどうか、彼がそれをどのマス目に動かすかは、これからでないとわからない。彼はそれを動かすだろうか、それとも別の駒だろうか? 彼は最終段階への準備ができているだろうか? 彼がその駒を動かすとしたら、「災害」というマス目に動かすだろうか、それとも「恐慌」、「戦争」、あるいは大混乱を引き起こし、世界が彼の偉大な存在を求めるようにさせる他のマス目に動かすだろうか?この駒、この小さな角は、チェス盤の他の駒を倒す働きをするのだろうか?

  33.エンドタイム・チェス・ゲームはどんどん進み、彼は動きを考える。彼の対戦相手であるあなたも先を考え、彼があの手、この手を使ったらどうするかを考えていなければならない。恐慌があったら、大災害があったら、戦争が勃発したら、あなたはどうするだろう? あなたはこれらのことを慎重に、祈り深く考慮し、何らかの緊急事態策やそれにどう対応するかを考え出しただろうか? そうした方が良い。優れたチェス選手は誰でも、ずっと先を読んでいるなら、対戦相手の裏をかけるのだから。」

  34.(ママ:)主が言われたように、私たちに備えができているかどうかだけが問題なのではなく、悪魔が先に進むことを選ぶかどうかにもかかっています。けれども、彼がどの動きを選ぶにかかわらず、私たちはなお、備えるという自分たちの分を果たすことができます。また、祈ることもできます。

  35.主はこう言われました。「これらのことが、あなたがたのためのわが完璧な時に起こるよう祈りなさい。わたしはあなたに、最後の7年間をもたらす出来事に備え、準備するために、できる限りの時間を与えたい。わたしの意志が成るよう祈り、時が早くても、遅くても、準備ができているように、決意と熱意を持って働きなさい。」

  36.(ママ:)主は準備について幾つか具体的な助言を与えられました。「あなたは、災害や恐慌、戦争、大混乱にどう備えるかを知っている。あなたがそのカウンセルを勉強し、当てはめるなら、大量の本や出版物にこれらのことがたくさん書かれている。・・・愛する子供たちよ、わたしはいつだってあなたがたの必要を供給するが、きちんと備えておくことは大切だ。邪悪な時が襲った時にあなたを世話し、供給してくれる友人やコンタクト、支援者たち、より大きな教会のメンバーたちを真に育てておくことは大切だ。・・・わたしが告げたことを行うなら、あなたはどんな事態があっても十二分に備えができているだろう。」

  37.(ママ:)舞台裏で激しい戦争が起こっているのを覚えておくことは大切です。その戦いがどちらの方に向かうかは、私たちの祈り、準備、選択、他の人たちの選択、主のタイミングにかかっています。主は、私たちをかき立てて自己満足から抜け出させて怠慢にならないよう、警告を与えるかもしれません。たとえ主がこの終わりのしるしをもう少し引き伸ばすことを選んだとしても、私たちが強くあり、将来起こることに立ち向かう準備ができていなければならないのを、主は知っておられるのです。

  38.備えのステップは、私たちが霊的に成長し、霊の武器を取り、その使用にもっと熟練することを余儀なくさせます。そして、今年その出来事が差し迫っているかもしれないと主が警告しておられること自体、私たちの霊を強め、世界に手を差し伸べ、主が今この時に手を差し伸べてほしい人たちに証ししていることを確かめるためにできる限りを行おうと素早い行動を起こすよう、私たちを駆り立てるはずです。

  39.あなたは霊的備えの面でどうですか? 忠実に心に御言葉を蓄え、霊の武器の使い方を鍛錬し、戦術に熟練するようにしていますか? それとも、気楽にやるようになったか、自己満足になって、あまり進歩しようと努めていないのですか? 終わりの時の出来事が今年起こり始めるとしたら、あなたは準備ができていますか? あなたの群れは準備ができていますか? あなたは忠実に彼らを養い、終わりの時に備えさせていますか?

  40.時折、これらを自問すると良いでしょう。なぜなら、肉体的にも霊的にも、お決まりのやり方に落ち着いてしまいがちなものだからです。でも、不意打ちはいやでしょう。終わりの時の出来事が起こったら、それに立ち向かう準備ができている、巧みで熟練したファイターとして、備えていたいはずです。必ずしも、自分は準備ができていて、起こる事柄に対処できると「感じる」という意味ではなく、愛情深い夫である主の世話と、何が起こってもあなたを切り抜けさせて下さるという主の力を確信しているということなのです。

  41.もちろん、何が起こるかを恐れるべきではありません。私たちの夫であり保護主である主は、どんなことが起こっても、今まで通り私たちと共におられ、その間ずっと私たちを導くことができます。主は私たちに備えてほしいのです。そして、しっかりとよろいをつけ、霊の武器を手に取り、戦闘に備えていてほしいのです。あなたは準備ができていますか? まだ準備ができていないと感じるなら、どのようにすれば霊の内に強められるか、信仰を増すために個人的にどのようなステップを踏めるかを示して下さるよう、主に尋ねて下さい。あなたは備えることができます!

  42.ファミリーの皆さん、愛しています。そして、この警告を心に留め、あなたやあなたのホームが、起こりうる何に対してもどう備えられるかを主に尋ねてくれるものと信頼しています。主は、私たちの身を引き締め、霊の内で警戒した状態に保つために警告を使われます。それによって、私たちが備えており、主のための大切な仕事を続けられるようにです。ですから、これを心に留め、決意を持って働き、残された時間に失われた魂に手を差し伸べるという自分の分を果たして下さい。愛しています!

  霊の内であなたと共に備えている、

  ママより

:あなたがアクティブ・メンバー、ジェネラル・メンバー、友人、親戚などに終わりの時についてさらに分け合いたいと思い、彼らがすでにオーロラ書籍の「未来の予告」を読んでいる場合、「The Rise and Fall of the Antichrist」と「From the End to Eternity」には、未来の出来事についての私たちの解釈がうまくまとめられています。

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